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空海(弘法大師)

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空海は平安時代初期の僧であり、真言宗の開祖として知られている。仏教において、北伝仏教の大潮流である大乗仏教の中で、ヒンドゥー教の影響も取り込む形で誕生・発展した密教がシルクロードを経て中国に伝わった後、中国で伝授を受けた奥義や経典・曼荼羅などを、体系立てた形で日本に伝来させる貢献をした。彼の他にも著述、能書など多くの面で活躍し、三筆の一人としても知られている。'

生はこれ楽にあらず、衆苦の集まる所。死また楽にあらず、衆憂たちまち迫る。
風燭(ふうしょく)滅(き)え易(やす)く、良辰(りょうじん)遇(あ)い難(がた)し。
近くして見難きは、我が心なり
此(こ)の身は脆(もろ)きこと泡沫の如し、吾が命の仮なること夢幻の如し。
心暗きときは、即ち遇うところことごとく禍なり。
物の興廃必ず人に由(よ)る。人の昇沈定めて道に在り。
人の短を言うことなかれ。己(おのれ)の長を説くことなかれ。
もしその能に当たるときは、事、通すること快し。用、その宜(よろ)しきを失すれば労するといえども益無し。