西堀栄三郎のプロフィール画像

西堀栄三郎

@01gr37bnba8erw1ydfcj368vnf

西堀栄三郎は、1903年1月28日に京都府に生まれた日本の有名な登山家、無機化学者、技術者である。京都一中、三高の卒業後、京都帝国大学理学部化学科を卒業し、1936年には理学博士を取得した。東京電気(東芝)に移り、海軍の要請を受け、真空管「ソラ」の開発に携わったなど技術面で貢献した。戦後は技術コンサルタントとして賞を獲得し、さらに南極観測隊の副隊長として活躍した。

従来の教育には、「教」はあっても「育」がありません。
人にとって最も恐ろしいのは、惰性で日を送ることである。向上心があれば、飽きることがない。仕事・生活の中に、向上の道を残さねばならない。向上を求めねばならない。
チャンスは逃すな。まず決断せよ。石橋を叩くのは、それからである。
出る杭を打つな。手を添えて伸ばしてやれ。
もし、会社の経営に、人間性をいささかでも無視するようなポリシーがとられるならば、その会社はまもなく潰れるでしょう。
石橋を叩いて安全を確認してから決心しようと思ったら、おそらく永久に石橋は渡れまい。やると決めて、どうしたらできるかを調査せよ。
常に沈着冷静でいられる方法は、「思いもよらない事が必ず起こるぞ」ということを、覚悟していることです。「準備というのは、必ず不完全なものなり」と思っていることです。
育てるということは、「成功」の味をしめさせ、「失敗」に学ばせることです。
新しいことをやろうと決心する前に、こまごまと調査すればするほど、やめておいた方がいいという結果が出る。
同じ性格の人たちが一致団結しても、その力は和の形でしか増やせない。異なる性格の人たちが団結すれば積の形で大きくなる。
(人を)育てる心を支えるものは、「君子危うきに近寄らず」ではなく、「虎穴に入らずんば虎児を得ず」の哲学なのです。
育てるということは、「調子に乗らせて」いやがうえにも、意欲を高め、それによって能力を増大することです。
探検家は、まず第一に、やるかやらないかという決心をする前に調査をするよりも、やるという決心をしてから調査をします。決心をしてから後にやる調査というのは、いかにして失敗のリスクを減らすかということに専心することになるわけです。
一つの組織の中でお互いに足らざる部分を補いあうんだということになれば、必ず円滑にゆける。
先(ま)ずやりなさい。必要なのは、やってみる勇気。失敗すれば、又やれば良い。
とにかくやってみなはれ。やる前から諦める奴は、一番つまらん人間だ。
人間は経験を積むために生まれてきたんや!
石橋を叩けば渡れない。
人材を育てる方法はただ一つ、仕事を成功させることである。成功経験が人を育て、さらに大きな仕事をさせる。
私はどんな人でも、極端にいえば悪人でない限り必ずうまくやってみせる自信はありました。人は人なりのくせがある。それを直そうと思わなければいい。そこが長所だと思うことですね。第一、私自身が完璧な人間であるはずがない。
人間性とは創造性を発揮することです。
とにかく、強い願いを持ち続けていれば、降ってわいたようにチャンスがやってくるものです。そのとき、取越し苦労などしないで、躊躇なく勇敢に実行を決心することです。