小田嶋隆のプロフィール画像

小田嶋隆

@01gr37ejw9jfbw8cjkpnzr2sa7

小田嶋隆は、1976年に東京都立小石川高校を卒業、1980年に早稲田大学教育学部社会科社会科学専修を卒業したコラムニスト、テクニカルライターである。著作に『我が心はICにあらず』などがある。1997年に詩人・書道家の相田みつをを「五百万信者が群がる相田」と呼ばせ出したり、現在では早稲田大学文化構想学部非常勤講師、関西大学文学部客員教授となっている。'

不幸はどこか律儀なところがあって、たいていの場合、悪い予感を抱いている人間の上にふりかかることになっている
何人か知っている変わり者がいずれもおそろしく歳を取らない人々であることから逆算して考えるに、我々を老化させているのは「同調」なんではなかろうか。
「生存競争が人間を強くする」という観察から、いきなり「人は苛酷な環境で育つべきだ」という主張を導き出す人間の内心には、「弱い人間は踏みつけにしてもかまわない」という信念と、それ以上に「生き残ったオレは正しい」という強烈な全能感がある。
前向きな言葉に圧迫される人間がいるということを、前向きな人たちはほとんどまったく理解しない。
金のために文章を書く人間をプロと呼ぶのではありません。書いた文章が金になる人間がプロと呼ばれるのです。