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荻生徂徠

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江戸時代中期の儒学者、思想家、文献学者である荻生徂徠(おぎゅう そらい)は、物部氏の出身であり、江戸幕府第5代将軍徳川綱吉の侍医だった、荻生景明の子として生まれた。古代の言語を全く新しい角度から扱った朱子学や伊藤仁斎の仁斎学を批判して、古代の言語、制度文物の研究を重視する「古文辞学」を標榜した。'

今は器量ある人なきこと、これ上の人の使い様悪き故(ゆえ)と知るべし
人はその長所のみとらば可なり、短所を知るを要せず。
難儀・困窮に様々逢うときは、様々に揉まれて才智たくましくなる。
人を用うるの道は、その長所をとりて短所はかまわぬことなり。
よく長所を用うれば、天下に棄物(きぶつ)なし。
朋友の間、総じて人と人との間は、疑うを以って離れ、信ずるを以って合申候事、人情の常に候。
米は米にて用に立ち、豆は豆にて用に立つ。