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ベンジャミン・フランクリン

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ベンジャミン・フランクリンはアメリカ合衆国の政治家、外交官、著述家、物理学者、気象学者であり、印刷業で成功を収めた後、政界に進出しアメリカ独立に大きな貢献をした。雷が電気であることを明らかにした実験で知られており、米100ドル紙幣や米50セント硬貨に彼の肖像が描かれている。勤勉性、探究心の強さ、合理主義、社会活動への参加など18世紀の近代的人間像を象徴し、国民性を超えて讃えられる存在である。

成功が多くの人をだめにした。
教育のない天才は、鉱山の中に埋まっている銀のようなものだ。
愚者の第一段階は己自身の賢明さを隠蔽することにあり、第二段階はそれを告白することであり、第三段階は、忠言を侮ることである。
女房と財布は努めて隠しておけ。あまりたびたび人に見せると、一日借りられる恐れがある。
金銭は良い召使いであるが、悪い主人でもある。
愛されたいなら、愛し、愛らしくあれ。
稼ぎより消費をいかに少なくするかを知るならば、お前は化金石を持つ。
敵に秘密を知られたくないなら、味方にももらしてはいけない。
秩序──あらゆる物事の順序を定めよ。各自の仕事の時を決めよ。
従順でない娘は、取り扱いにくい妻である。
「空の袋は真直ぐに立ちにくい」ように、貧乏人の場合の方が、絶えず真正直に暮らすことはむずかしい。
2人の弁護士に挟まれた田舎者は、2匹のネコに囲まれた魚のようだ。
やる気と根気はすべてを克服する。
不必要なものを買えば、必要なものを売るようになる。
朝寝坊する者は、一日駆けずり回っても、夜になって仕事に追いつかれてしまう。怠惰の足はとても遅いから、貧乏にすぐ追いつかれる。仕事に追い立てられるのではなく、仕事をこちらから追いたてよう。
小さな一時の安全を買い取るために大切な自由を放棄する人間は、自由を受けるのに値しない。
人間生活を幸福にするには、人と人のやりとりに真実、誠実、清廉をもってするのが、一番大切なことだ。
長生きしても人は満足しないかも知れないが、充実した人生には満足する。
諸君の子供を黙っているように教えこめ。それでも子供はあっという間にしゃべるのを覚えるだろう
勤勉は幸運の母である。そして、神は勤勉にすべてのものを与える。
君が人生を愛するというなら、君は君の時間を愛さなくてはならない。君の人生は君の時間から作られるものだから。
公正、有害なことをなして他人を傷つけるな。なすべき義務を怠って他人を傷つけるな。
身体、衣服、住居の不潔は我慢するな。
今日の一つは明日の二つに勝(まさ)る。
明日為すべきことは今日これを為せ。
憲法が与えてくれるのは幸福を追求する権利だけだ。幸福は自分の力で掴まなくてはならない。
あまりに寛容な法律はほとんど守られず、あまりに厳格な法律は励行されない。
借金をして明日起きるより、今夜食わずに寝よ。
知識に投資することは、常に最大の利益をもたらす。
一番良い物が一番安い。
忍耐ができる人は、欲しいものを手に入れることができる。
良識は誰にも必要なものだが、持っている人はわずかである。しかもめいめい良識があると思っている。
口論は誰にでもできるゲームだが、双方とも決して勝てない奇妙なゲームだ。
誠実──いつわりによって他人に害を与えるな。邪気を去って公正に考え、考えたことを口に出すようにせよ。
自分の職業に関することをよく勉強すれば博学になれる。よく働き倹約すれば金持ちになれる。酒を飲まず節制すれば健康になれる。総じて実直な生活をすれば幸せになれる。少なくともそのようにふるまえば、そのような結果を得る可能性が一番高い。
明日、果実はもっとおいしくなるかもしれない。しかし、明日は来ないかもしれない。
足を滑らせてもすぐに回復できるが、口を滑らせた場合は決して乗り越えることはできない。
灯台は教会よりも助けになる。
大害は多少の怠慢より生ずる。
虚弱な者にとって、朗らかな顔は上天気と同じくらいうれしいものだ。
我々が生まれつき持った感情のなかで、自負心ほど抑制しがたいものはあるまい。私が完全にこれに打ち勝ったと思うことができるとしても、恐らくは自分の謙嬢を自負するであろうから。
怠惰は、すべて物事を難しくしてしまい、勤勉は、すべて物事を容易に運ばせる。
神が病を癒し、医者が料金を取る。
よい法律家は悪い隣人である。
恋のない結婚のあるところには、結婚のない恋が生まれることだろう。
死んだとき忘れられたくなかったら、読まれるにたる物を書くか、書かれるにたることをしろ。
一つひとつの問題の本質を正しく掴め。仕事を分割して適当に時間割りせよ。
仕事を追え。仕事に追われるな。
賢い人にはひと言で足りる。言葉は多くてもその用はなさない。
生きんがために食え、されど食わんがために生くるなかれ。
天は自(みずか)ら助くる者を助く。
他人に対して善を行っているとき、人間は自己に対して最善を行っている。
金は敵に貸せ。そうすれば、その人はやがてあなたの味方になろう。
議論したり反駁(はんばく)したりしているうちには、相手に勝つようなこともあるだろう。しかし、それは空しい勝利だ──相手の好意は絶対に勝ち得られないのだから。
人生を大切にしたいなら、時間を無駄使いしてはいけない。人生は時間によってできているのだから。
この世で確かなものは、税金と死だけだ。
(その)女の欠点を知ろうと思ったら、彼女の女友達の前で、彼女を誉めてみることだ。
勤労は今もなお成功への道であって、このほかに道はない。
正直は最善の政策である。
人間の幸福というものは、時たま起こるすばらしい幸運よりも、日々起こって来る些細(ささい)な便宜(べんぎ)から生まれるものである。
お金を役に立てるということこそ、お金があることの最大の価値である。
疲労は最上の枕である。
神が治療し、医者が料金を取る。
人間は道具を作る動物である。
私が自分だけのために働いているときには、自分だけしか私のために働かなかった。しかし、私が人のために働くようになってからは、人も私のために働いてくれたのだ。
貧乏であることは恥ずかしいことではない。貧乏を恥ずかしいと思っていることが恥ずかしいことである。
ものぐさは錆びと同じ。労働よりもかえって消耗を早める。一方使っている鍵はいつも光っている。
大半の薬が無価値であることを知っているのが名医だ。
幸福になるには二つの方法がある。欲を減らすか、持ち物を増やすかだ。
客は朝のうちは金、夜になると銀、一夜過ごせば銅。
二十歳では意志が支配し、三十歳では機知が、四十歳では分別が支配する。
己を喜ばすために食べよ。そして他人を喜ばすために身だしなみを整えよ。
「経験」の経営する学校は、月謝が高い。だが、愚か者はそれ以外の学校へは上がろうとしない。おまけに、上がっても、ろくなことを覚えない。
中庸、何事も極端にわたることを避けよ。当然怒るべき害を受けたときも激怒するな。
人間には何分、時が過ぎたか、はっきりわからないのだから、一時間をそっくり捨てるなんて、とんでもないことだ。
起(た)てる農夫は座せる紳士よりも尊い。
私には三人の信頼できる友がある。年老いた妻、老いた犬、それに若干の貯金である。
決断──なすべきことをなそうと決心せよ。いったん決心したことは必ず実行に移せ。
賢者は忠告を必要としない。愚者は忠告を聞き入れない。
失われた時間は、二度と戻らない。
絶望はいくつかのものを破壊するが、予想は多くのものを破壊する。
(精神的に)老いた若者は、若い老人になる。
何であれ、怒りから始まったものは、恥にまみれて終わる。
自分の気にいる忠実な召使いを望むなら、自分を自分の召使いにせよ。
満足する人だけが、十分に持つ者なのだ。
今日なし得ることを、明日に延ばすなかれ。
人類の不幸の大半は、ものごとの価値を計り間違えることによってもたらされる。
愚者の心は口にあるが、賢者の口は心にある。
富はそれを持っている人のものではなく、それを楽しむ人のものである。
どんな馬鹿でも、あら探しをしたり、難癖をつけたり、苦情を言ったりできる。そしてたいていの馬鹿がそれをやる。
罪は、それが禁じられているから傷つけられるのではなく、傷つけられるから禁じられているのである。
痛みなしでは、何も増えない。
富への道は、あなたがそれを望むのであれば、市場(いちば)への道と同じぐらい平易なものである。それは2つの言葉にかかっている。“勤勉と倹約”、つまり、時間もお金も無駄にせず、その両方を最大限有効に活用するということだ。
早寝早起きは、健康、富裕、賢明のもとである。
瀕死の人間には簡単にできることなど一つもないんだよ。
天才とは、人より優れた忍耐をする能力である。
怒りと愚行は並んで歩み、後悔が両者のかかとを踏む。
金(かね)の値打ちがわからないのだったら、出かけて行って誰かに借金を申し込んでみるがいい。
事業を左右せよ。事業に左右されるなかれ。
酒に害があるのではなく、泥酔する人に罪がある。