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大原幽学

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オハラ・ユウガクは江戸時代後期の農政学者、農民指導者として知られる。下総国香取郡長部(ながべ)村(現在の旭市長部)を拠点に活動した。彼は性学という独自の実践道徳を開いた学者であり、易占、観相、講説などで美濃、大和、京、大阪を長く放浪していたという。天保9年(1838年)に組織した「先祖株組合」は世界初の農業協同組合とされる。

己れ人を愛すれば、人も亦(また)我れを愛して、即ち和す。己れ人を悪(にく)めば、人も亦我れを悪んで、即ち破災と成る。
男十五歳、女十三歳迄(まで)には、何事についても、一人前にならなくては生涯の恥なれば、能(よ)く心懸けさすべし。