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小プリニウス

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ガイウス・プリニウス・カエキリウス・セクンドゥスは、帝政ローマの文人、政治家であり、北イタリアのコムム(現在のコモ市)生まれの養子でした。『書簡集』第1巻から第9巻には彼の私信が収められています。また、第10巻にはトラヤヌスと交わした公的書簡121通を収めており、巻初からの14通はローマでプリニウスが書いたものです。

政治では、人間の身体と同じように、最も重い病気は頭部から起こる。
我々は身近にあるものには関心を払わずに、遠くにあるものを追いかけたり、あるいはまた、すぐ与えられる場合には、どんな物に対する欲求も消えるのが天性である。
ねたむことは、自分を劣った者として認めることだ。
いくつかの芸を月並みにこなすより、一芸に秀でる方がよい。
私は人間である。こと人間に関する限り、自分に無縁なものはないと思われる。
汝は書くことが無いと言う。ならば書くことが無いことを書け。
人は病気になった時ほど品行方正になることはない。
恐怖は愛より強き感情なり。