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外山滋比古

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外山滋比古は日本の英文学者、言語学者である。東京文理大学の英文科卒業で、言葉のまとまった意味を研究し、新説を出し続けた。異本の積極的な機能を再評価した。

汗を流して、体で考える。観念としての知的生活は反省が必要である。
いまの教師に一番欠けているのは、多元的な価値を認めるということです。
子は親の言うようにはならないが、親のするようにはなる。
圧倒されそうな影響をもっているものには不用意に近づかないことである。
いまの世の中、批判は自由である。ことに相手が強大であればあるほど、批判は楽になるのだからおもしろい。それはいいが、困ったことに、気がついてみたら、褒める自由が失われている。褒めたいことがあるのに、何となく口に出しにくい空気がある。
(理想的な学校とは)自分のタイプに合わない子どもでも認める、懐の深い公平な教師のいる学校だ。
学級をオーケストラにたとえると、教師は指揮者。子供たちは一人ひとりパートも音色も違うわけですが、その個性の響き合いをうまくまとめ、学級の空気ともいう「級風」をつくるのが教師の大切な役割です。
心をしばるもろもろの関係を切り落として、無心の境に達して悟りが生まれ、発見が可能になる。
人間誰しも時に冷たい心を持たないものはないが、冷たい心にはいつも適当な着物を着せるのが文明人というものだ。その着物を虚飾だといって脱ぎすててしまえばハダカの合理主義になって人を傷つける。