イソップ
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アイソーポスが作ったとされる『イソップ寓話』は、動物、金物、自然現象、様々な人々を主人公にした寓話集である。だが、アイソーポスの歴史的な存在を確認するものはなく、古代のメソポタミアや西洋の寓話、民話も収録されている。また日本においては、1593年(文禄2年)に『エソポのハブラス』として紹介され、江戸時代初期から『伊曾保物語』として出版された。単なる娯楽ではなく、キリスト教の価値観を持った教訓を含んだ内容が読み物として普及した。
大きな池のそばに、子どもたちが遊びに来て、石を拾い、池に投げはじめました。楽しい遊びでした。子どもたちは明るい笑い声を立てながら、いくつもいくつも石を池に投げました。その池の中に蛙がたくさん住んでいました。一人の子どもが投げた石が蛙に当たり、死んでしまいました。でも、子どもたちは何も知らずに、次から次へと笑いながら石を投げ、何匹もの蛙の生命が亡くなっていきました。