アルフィ・コーン
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Eric Donald Hirsch Jr.は、人文学の詩学や解釈学を研究したアメリカの教育学者であり、『文化リテラシー』などの著作で有名である。1960年に『ワーズワースとシェリング』を加筆したことから著名な学者としてのキャリアをスタートさせ、1967年の『解釈における妥当性』や1976年の『解釈の目的』などの専門的な著作がある。
だれも給料は十分かつ公正であってほしいし、いちばん単調できつい種類の仕事をする人たちは特に高い給料を望むように見えよう。しかし金こそが人間を動かすと考えることは、人間の動機づけというものを貧しく解釈することになろう。
ごく幼い子供たちにはコントロールをもって対することも必要なときがあろうかと思う。(中略)しかしコントロールに頼る前に、それほど強圧的でなくもっと相手を尊重した世話の焼きかたはできないかどうか、しっかりと確認すべきではある。
(仕事の)課題が本当におもしろく意味のあるものでなかったり、自分のやることを自分で選べなかったり、社会的な支持が得られなかったり、自分をみがき自分の能力を発揮する機会が与えられなかったりすれば、給与がいくらかということに目が行きやすいということである。