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デモクリトス

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デモクリトスは、古代ギリシアの哲学者で、著名な原子論者として知られています。歴史上最古の原子論者と言われ、紀元前460年頃-紀元前370年頃までに活動しました。彼は、ツポラス文学、数学、天文学、音楽、哲学、倫理学、生物学などを学ぶため、ペルシア僧侶、エジプト神官、インドの聖人たちなどから多くのことを学んでいました。

幸福と不幸とは、ともに心にあり。
人間達の幸福は、身体によってでも金銭によってでもなく、正しさと思慮深さによってである。
祝祭のない生活とは、旅館のない、長い街道である。
身体の美は、もし知性がその根底になければ、動物的なものに過ぎず。
言葉は実行の影法師である。
嫉妬は内紛の始まりを作り出す。
愚者のみが、死を恐れるあまり齢を重ねんとす。
醜い行いを後悔することは人生を救う。
多くの愚者を友とするより、一人の知者を友とするべきである。
医術は身体の病気を癒すものであり、他方、知恵は魂を激情から解放するものである。
節制は楽しみを増し、快楽をいっそう大にす。
何もかも知ろうとして苦労はするな。さもないと、何ひとつ覚えられない。
悪しき者達があら捜しをしても、良き人はそれを意に介さない。
愚者どもを支配するよりも、愚者どもに支配される方がまさる。
知性を伴わぬ名声と富は、危険なる持ち物なり。
愚かな者達には、言葉ではなく不運が教師となる。
順境において友を得るは易く、逆境において友を得るは難し。
真実を語るべきであって、多くを語るべきなのではない。
敵に勝つ者のみが勇敢なるにあらず、自己の快楽に克(か)つ者もまた然(しか)り。
真実には、我々は何も知らない。というのも、真理は奥底にあるから。
行為の前に先慮することは、後になって気付くことよりもより良い。
友人らしくみえる人々は、おおかた友人にあらず、かく見えぬ人がおおむね友人なり。
賢者には、大地は至る所に開かれている。善良なる魂の祖国は全世界なり。
精神の高邁さとは非礼を平然と耐えること。
動じることのない智慧は全てに値する。
反駁(はんばく)を好んで多くの言葉を費やす者は、いかなる正しいことをも学ぶ能力がない。
友情の続かざるものは性格の悪しき人間なり。
実に倹約と飢えは有用である。だが、また、時宜にかなう時には出費も有用である。しかし、それを知るのは賢い人のみである。
教育は幸運なる人々には飾りとなり、不運なる人々には避難所となる。
法は、仮に人が別の人を虐待しないなら、各人が自分の自由に従って生きることを妨げることはないであろう。
多くの者達は博識であっても分別を持たない。博識ではなく分別を多く持つことに努めねばならない。
技術も知恵も到達不可能である、もし人が学ばないならば。