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ヘミングウェイ

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アーネスト・ミラー・ヘミングウェイはアメリカ出身の小説家・詩人であり、1954年にノーベル文学賞を受賞しました。イリノイ州オークパーク(現在のシカゴ)で生まれ、母・グレイスは元声楽家で、ヘミングウェイには1人の姉と4人の妹がいた。幼い時、母の変わった嗜好によって強制的に女装をさせられており、彼はそのような母の嗜好を子供心に疎んじていたという。一方、父は活動的な人物で、ヘミングウェイは父から'侵略者の精神'を学んで、自らを抑制しながら狩猟者として成長した。最後の20年間は国内外をまたがって活動しており、1961年7月2日に自宅のアプリード(アピラド)で自殺を図り、61歳で亡くなりました。

釣れないときは、魚が考える時間を与えてくれたと思えばいい。
オールがあるかぎり、舵(かじ)の柄(え)と棍棒があるかぎり、おれは最後まで闘ってやるぞ。
道徳的なことは後から気持ちよく、不道徳なことは後で気分が悪い。
いかに必要であろうと、いかに正当化できようとも、戦争が犯罪ではないと考えないように。
男は失敗するために創られたのではない。
この世は素晴らしい。戦う価値がある。
現代の戦争において、君はさしたる理由もなく、犬のように死ぬことになるだろう。
この世界は素晴らしい場所であり、そのために戦うに値し、そして俺はこの世界を去るのがとても嫌なんだ。
人は破壊されることはあっても打倒されることはない。
氷山の動きの持つ威厳は、それが水面上に八分の一しか出ていないことによるのだ。
猫ほど自由な動物はいない。猫は最高のアナーキストだ。
善とは何か。後味(あとあじ)の良いことだ。悪とは何か。後味の悪いことだ。
年寄りになったからって、賢くなるもんじゃありませんよ。用心深くなるだけですな。
一匹のネコから次へと広がる。
書籍ほど信頼できる友はいない。
世界は誰をもくじけさせることがある。しかしその後、その苦しみの場所からもっと強くなれる人たちもいるのだ。
男はしばしば一人になりたいと思う。女も一人になりたいと思う。そしてその二人が愛し合っているときは、そういう思いを互いに嫉妬するものだ。
窮境の中でこそ、潔い態度を。
それをやりにおれが生まれてきた。そのことだけを考えればよい。
陽はまた昇る。
働くのと動くのを混同するな
我々はいつも恋人を持っている。彼女の名前はノスタルジーだ。
女には本当に損な時がある。男に良くしてやって愛していることを見せれば見せるほど、それだけ早く、男は飽きてしまうのだから。
運はいろんな形をして現れる。とすれば、どうしてそれがわかる?
人間は、負けるように造られてはいないんだ。殺されることはあっても、負けることはないんだ。
作家の仕事とは、判断を下すことではなく理解しようとすること。
一人の女しか愛さない男はしばしばもっとも幸福な生活を送るが、死ぬときはもっとも孤独な死に方をする。
愉しみは男の一日を長くする。
友情の基礎を作るには、まず女と恋をしなければならない。
ぼくは元来、あけっぴろげの単純な人間を信用しないことにしている、ことにやつらの話がすじみち通ってる場合はなおさらだ。
人間は、負けるために創られたのではない。
善き父には絶対的なルールが一つある。子供を持ったとき、最初の2年は干渉しないことだ。
狩猟のルール、それは自然の掟以外にはない。
あちこち旅をしてまわっても、自分から逃げることはできない。
戦争は、守られていない富によって引き起こされる。
往時においては、母国のために死ぬことは心地よく、ふさわしいものであると書かれた。しかし近代戦争では、戦死が心地よく、ふさわしいものは何もない。諸君は犬のように死ぬであろう。
私のねらいは、見たことや感じたことをもっともうまく単純に書くことだ。
人間の人間たる価値は、敗北に直面していかにふるまうかにかかっている。敗北とは、決して屈服ではないのだ。
くよくよ考える人間は、はじめから運に見放されており、勇気なんて滑稽にしか思えず、才能があっても活用されずに終わるのだろう。挙げ句のはては、不平不満の虜になるのがオチである。
知的な人々の中に幸福を見いだすことは滅多にない。
何と多くの人が財布の中身を考え、他人の思惑を考え、家庭を考えて、つまらない人生に甘んじてしまうことか。
猫は絶対的な正直さを持っている。
とにかく、新しい毎日なんだ。
自分の知る限り最も真実に近い文章を書け。
年を重ねると、ヒーローを見つけるのがより難しくなるんです。でも、本当は、年を重ねた時こそ、必要みたいです。
人生について書きたいなら、まず生きなくてはならない。
宗教は人間の心をしびれさせる阿片である。音楽もそうである。経済学も、成功も、酒はもちろん、ラジオも、賭博も、野心も優れた人の阿片である。だが最高の阿片はパンである。そのために人間は見境もなくわめき立て、奪い合う。
動作と活動を取り違えてはいけない。
わたしがいないときは、わたしのことを考えてはいけないわ。
女についていいことを思いついた。女がどんなに年をとっても、一番美しかった頃のことを思い浮かべればいい、ということだ。
二人のうちどちらかがいるところには、いつも二人ともいるんだよ。
「愛するときは、そのために何かをしたくなるものです。 犠牲を払いたくなるものです。 奉仕したくなるものです。」「僕は愛するということがないんだ。」「愛するようになりますよ。 必ず愛するようになります。 そうなれば幸福になります。」「僕は幸福です。 今までだって、いつも幸福でした。」「それとは別です。 この幸福は、手に入れてみない限り知ることができません。」
私は話を聞くのが好きである。注意深く聞くことで、多くを学んだ。だが、聞こうとしない者は多い。
二人の人間が愛し合えば、ハッピーエンドはあり得ない。
私は殺されることはあっても、負けることはない。
愛していない人間と旅に出てはならない。