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フランソワ・ラブレー

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フランソワ・ラブレーは、フランス・ルネサンスを代表する人文主義者、作家、医師であり、ヒポクラテスの医書を研究して著名になり、次いで中世の巨人伝説に題材を取った騎士道物語のパロディー『ガルガンチュワ物語』と『パンタグリュエル物語』で知られています。彼の経歴は、法服貴族出身で国王直轄シノン裁判所付き弁護士、ブルジョア地主の三男として、中部フランスのロワール川流域の町シノン近郊の村で生まれ、ベネディクト会修道院で初等教育を受け、1511年頃にラ・ボーメットのフランチで修士号を得ました。

戦争のエネルギーは現金(げんなま)だ。
何事も行き着く所に落ち着くものである。
私は時がすべてのものを熟させるという考え方を持っている。時の力によってすべてのものは明らかになる。時は真理の父である。
最も学識のある人間が必ずしも最も賢明な者ではない。
食欲は食べることによって出てくる。
病人が臨終となってから来る医者は幸せである。
生命は、血液からできている。
各自はその使命に応じて働け。
私は偉大なる「もしかして」を探しに行くのだ。
戦争においては、あらゆる種類の善きものも美しきものも姿を現し、あらゆる種類の邪(よこしま)なるものも醜いものも明るみへ曝(さら)し出される。
心傷(いた)む時、富は悲しき慰めにすぎない。
多数の勢いは常に最良なるものを凌ぐものである。
笑いは人間の特性である。
馬鹿には会いたくないというのなら、まず自分の鏡を壊すことだ。
貸すことは神の御業、借りることは英雄の徳。
幕を降ろせ、喜劇は終わった。
待つことのできる者には、すべてがうまくいく。
だれにとっても、自分はかけがえのないものだ。
災難が過ぎてしまうと、聖人はすぐに忘れられる。
笑いは人類の財産である。
私にはたくさんの借金がある。金は一銭もない。残ったものは、すべて貧しい者達にゆずろう。
事態が明らかに畏怖すべき時に当たって、これを恐れぬということは、明智に乏しいか、これを欠いているかの徴(しるし)ともなるわけだな。