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ジェラルド・G・ジャンポルスキー

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ヘレン・シャックマンは、1965年にニューヨークのコロンビア大学長老派医療センターの博士であり、無神論者であったフロイト派の心理学者でした。彼女は、イエス・キリストと思われる内なる声を聞いて書いたと言われる『A Course in Miracles』(1976年出版)の略称で知られています。この書籍の最大の前提は、人生で達成できる最大の奇跡は「愛の存在を知ること」であるという教えです。神と一になることで、愛を知ることであり、その教えがニューエイジの中で広く読まれ、バイブル的存在となりました。

私は心から信じている。一人ひとりが、自分も含めてすべての人を完全にゆるせるようになったとき、世界は本当に平和になるということを。
内なる道しるべに従えば、不可能はない。
自分の心が否定的な考えでいっぱいなときに、どうして、愛に満ちた人間関係が持てるでしょうか。
ゆるしとは、怒りからの解放であり、攻撃的な思いにさよならすること。
たとえそれが私たちの普段の考え方に反していて、私たちを怖がらせるとしても、自分の内なる導きに従う時には、どんなことでも可能になる。
愛とは怖れを手放すことです。
苦しみの原因が何であれ、苦しみにはすべて「ゆるさない」という種が宿っていないだろうか?
人を裁くのをやめ、許すことができれば、心は安らぐ。
私たちがただ与えることだけに集中し、その見返りを期待せず、あるいは、人を変えようと思わなければ、心の平和が得られます。
ゆるしとは、怖れに満ちた過去にこだわり続けるのをやめること。
復讐の念を燃やしつづけ、愛や共感を出し惜しみすれば、健康を害し、免疫が低下することはまちがいない。
癒しの過程は、無条件の愛、許し、そして恐れを捨て去ることから成り立っている。
人を批判せず、丸ごと受け入れ、人を変えようとしないことを学んでいくうちに、私たちは、同時に自分を受け入れることができるようになります。
ゆるすことは、幸せになるための処方箋。ゆるさないことは、苦しむための処方箋。
心の平和を得るためには、人を変えようと思わないことです。人をありのままに受け入れることです。本当に受け入れるということは、何も要求せず、何の期待もしないということです。
ゆるすにはどれだけの時間が必要だろうか?それはあなたの価値観しだい。絶対にムリだと信じるなら、絶対に起こらない。半年かかると信じるなら、半年かかる。一秒ですむと信じるなら、一秒ですむ。
ゆるしとは、古傷を引っかいて血を流し続けるのをやめること。
与えるということは、無条件に、何も期待せず、限界なしに自分の愛を広げることです。
いまこの瞬間にゆるすということは、もう先延ばしせずに、ただゆるすこと。
幸せになるためには、価値判断を放棄しさえすればよい。
ゆるすとは、1度や2度ではなく、ゆるしつづけること。
もし私達が、物事を「問題」としてでなく、何かを学ぶ「機会」としてとらえることができたら、その教訓を得ると同時に、喜びと満足感をも得ることができるはずです。
私たちのひとりひとリが、自分の周りに垣根を築き上げるためでなく、垣根を取りはずすためにエネルギーを費やせば、世界はもっと平和な場所になるでしょう。
ゆるしとは、その行為をよしとすることではない。残虐な行動を見逃すことではない。
当然だと思われるような怒りでも、こだわりつづけていれば、神の安らぎを味わえなくなる。
ある教訓や課題が目の前に現れるということは、私たちにその教訓を学ぶ心の準備が出来たということにほかなりません。
ゆるしとは、ゆるさないという思いから生じた心の空洞を癒すこと。
心の平和は、許しを実行できた時にだけ得られます。許しとは過去を手離すことであり、過去の誤解を解きほどく方法なのです。
人を判断せず、丸ごと受け入れ、人を変えようとしないことを学んでいくうちに、私たちは、同時に自分を受け入れることができるようになります。
ゆるしとは、誰に対しても愛を拒まないこと。
ゆるしとは、過去の影に惑わされることなく、いまこの瞬間に100%生き、100%愛すること。
ゆるすのに、早すぎることはない。遅すぎることもない。