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ヘーゲル

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ヘーゲルは18世紀後半から19世紀初頭にかけて活躍したドイツの哲学者で、当時ドイツの状況を反映した観念論を代表する思想家として著名です。ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ、フリードリヒ・シェリングと並ぶ観念論の代表格で、巨匠と評される存在です。

英雄の従者にとって英雄なる人はひとりもいない。というのは、英雄が英雄でないからではなく、従者が従者であるゆえんだからだ。
新しい進歩には怖さあり。
天才を知る者は天才である。
誰かが奴隷なのは、彼自身の意志のせいであり、ある民族が他国の足かせのもとに置かれるのも、同じくその民族の意志のせいである。
理性的なものは現実的であり、現実的なものは理性的である。
人格とは、高いものと、まったく低いものとが一つになったものである。人格の高さとは、この矛盾を持ち耐えることである。
自由な人間は決して妬(ねた)まない。彼は偉大なものを喜んで受け入れ、そうしたものが存在することが、うれしいと喜ぶ。
自然な魂は常にメランコリーに包まれて、悩まされるようにできている。
真なるものは全体である。
世界史とは、自由の意識の進歩以外のなにものでもない。
この世で情熱なしに達成された偉大なことなどないと確信する。
我々が歴史から学ぶことは、人間は決して歴史から学ばないということだ。