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アンリ・ファーブル

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ジャン=アンリ・カジミール・ファーブルはフランスの博物学者、教科書作家、学校教師、詩人である。1823年12月21日に南フランスのアヴェロン県のサン・レオンで生まれ、7歳のときに祖父母のいるマラヴァルから預けられていたものを引き取られた。14歳で学校を中退し、師範学校を出て中学の教師になり、物理学や化学の普及書を著した。その後、コルシカ島、アヴィニョンを経てセリニアンへと移住し、昆虫の研究に没頭した。その研究結果をまとめた『昆虫記』で有名であり、またプロヴァンス語文芸復興の詩人としても知られている。

一分間さえ休む暇のないときほど、私にとって幸せなことはない。働くこと、これだけが私の生き甲斐である。
洞察力は、どんな土壌でも育つとは限らず、どのように咲くのか誰も知らないデリケートな花なのだ。
良心とは、私たちのうちにある最もよいものがそこに集中される精緻な鏡である
苦しんでいる者にとって、仕事ほど大きな慰めはないのではないか。
あなたの不幸がいかに大きくても、最大の不幸とは、絶望に屈することでしょう。
現実は常に公式からはみ出す。
自由は秩序を作り、強制は無秩序を作る。
もしもたまたま読者を退屈させることなく、サッと読めるような新しい1ページを書くことができたとしたら、それは多分に幾何学のおかげだ。思考力を集中させ、無秩序な状態を整理し、愚かさを清算し、澱(よど)みを濾過して、わかりやすさ──修辞法のすべての特質の中でも最高のこの形──を与える技術を教える、幾何学という素晴らしい先生のおかげである。
私は自分の無知を、そうひどく恥ずかしがらず、わからないことについては、全然私にはわからない、と白状しよう。
ある者の幸福は、他の者の不幸を踏み台にしている。
多くを学ぶより創造するほうが優る。創造は人生の根底なり。
見ることは知ることだ。