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慈雲

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慈雲(じうん)は江戸時代後期の真言宗の僧侶で、戒律を重視した正法律を提唱した雲伝神道の開祖であった。大坂中之島で上月安範の子として生まれ、摂津の法楽寺で出家し、京都に行き古学派の儒学を学んだ後、奈良に遊学し河内の野中寺で修行を行い、1738年に具足戒を受け、翌年に忍網から灌頂を受けた。

日夜に人知らぬ楽しみ有り。山中に住めば山岳の興あり。海辺に居れば蒼海の趣を知る。
日つねに照らして、自(みずか)らその恩を知らず。水つねに潤(うるお)して、自ら徳とせず。