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プルタルコス(プルターク)

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プルタルコスは、帝政ローマ時代のギリシャ人著述家であり、『対比列伝』などが有名な作品である。彼の思想的立場は、アカデメイア派または中期プラトン主義に属し、ストア派やペリパトス派の考え方も取り入れる折衷主義、穏健な懐疑主義の立場を取った。46年頃 - 119年以降に生きていた。

眠りは、神からの唯一の無償の授かり物である。
言葉の中に、話し手の心の状態と人格と気質が見える。
毎日声を出して言葉を使うことが大切である。
人の価値は、不運の時、へこたれないかどうかである。
時がすべての助言者の中で一番賢い。
人間は、自分が他人より劣っているのは能力のためではなく、運のせいだと思いたがるものなのだ。
失うことを恐れるあまり必要な物を手に入れることも断念するという人は、理屈にも合わないし、卑怯である。
貧窮の時に友たるは、友の最も大なるものなり。
偉大なる行為を目指す者は、おおいに苦しまなければならない。
人生の道には、広いのはたくさんあるが、天才が歩んだ道はほんのわずかしかない。
人間である限り、誰でも過ちはある。しかし賢者や善人は、自分の過ちや失敗の中から、未来に備えるための知恵を学び取る。
樹木は伐(き)り倒されても直(す)ぐに生えて来るが、人間は殺されると再び得ることは容易でない。
恋と酒の共通点。人を熱くし、明るくし、くつろがせる。
古代の偉人たちの人生を知らないということは、子供のままで一生を送ることだ。
堅忍は暴力よりも有効であって、まとめて取れないものも少しずつやれば大抵は手に入る。絶えず続いているということは恐ろしいものである。
人間の偉大さは、不運に対してどのように耐えるかによって、決まるものだ。
ただ存在するのではなく、生きていかねばならぬ。
ロウソクが消えた中では、どんな女も美しい。
心とは、何かを入れるべき「器」ではなく、燃やされるべき「火」なのである。
髭は哲学者をつくらない。