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ロバート・バーンズ

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ロバート・バーンズは1759年1月25日にスコットランド南西部のサウス・エアシャイア、アロウェー(Alloway)の貧しい小作農の家に7人兄弟の長男として生まれました。かつての独立戦争の精神に共感し、1781年からフリーメイソンに加入しました。1786年にはスコットランド語のエアシャイア方言を使った詩集『Poems- Ch'iefly in the Scottish Dialect』を発表しました。1796年7月に癆で死去した、スコットランドの国民的詩人です。

人間は、人間である。位や、肩書や、富など、見せかけだけの飾りではないか!誠実な人間こそが、人間の王者なのだ!知恵の力と、ありのままの人間としての価値こそが、何よりも高い位なのだ!
おお女性よ。天は男を和らげんとて汝を造れり。汝なかりせば男は野獣なりき。
葉の隅に輝く一滴の雫(しずく)にも、ダイヤモンドの美しさがある。
愛のない人生とは、朝の来ない夜のようなもの。愛は雲ひとつない夏の太陽、自然もいっそう美しくなる。
身分なんて金貨の打ち模様、人間こそが地金だい!
同じような羽の鳥はともに群れる。
快楽は、ひなげしの花を満開させるがごとし、摘まんとすればたちまち散る。
財宝も、快楽も、長く私どもを幸福にはせぬ。心こそ、常に人の幸不幸を定める器官だ。
汝の良心の声のみを恐れ、それに従え。
その日はこれからやって来る、何と言おうと。人間と人間とが世界中で兄弟姉妹となるであろうその日は、何と言おうと。