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齋藤孝

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齋藤孝は、日本の教育学者であり、身体論に基づく新しい教育スタイルを提言している。東大法学部を卒業後、東京大学大学院教育学研究科学校教育学専攻博士課程を修了し、2001年、著書『身体感覚を取り戻す』で第一回日本教育学会全国学術賞を受賞した。現在は明治大学文学部教授。

文章を書くことはさらに思考能力を高めます。会話でも、含蓄のある言葉が使えるようになる。書き言葉に習熟することで、会話のレベルが一気に上がるんです。
読書をしない人には未来はない。思考能力は、読書によって鍛えられるんです。読書する人としない人には、思考能力に決定的な差がつきます。
女性からセクハラと怒られないためには、言葉を選ぶんじゃなくて、言う相手を選ぶのがコツ。
優れたビジネスパーソンになるためには、とにかく仕事量をこなすことです。どんな仕事でも、絶対に断らない。素早く仕上げようと心掛ける。改善方法を考え、工夫しながら仕事を進める。そうすれば、必ず次の仕事につながります。
仕事のできる人は、その場で全力でアイデアを絞ります。ここでやろう、すぐやろうという発想がある。その気迫がアイデアを生むんです。
メンバーの多くが1つの方向で固まりつつあるとき、それに水をさす人、斜に構える人、あるいは異を唱える人は貴重である。そういう「異分子」のKYな発言によって、全員が冷静になったり、間違いに気づいたりできるからだ。それは、メンバーの感性を開かせることと同義である。しかもそういう人ほど、概してセンスや才能に溢れていたりするものだ。
人が生きて行くパワーの源泉は、青春時代の怨念にある
勝負事が強いのは大勝ちする人ではない。負けない戦い方ができる人なのだ。
目先のお金やポストなどではない、もっと大きな志を持てれば、すごいパワーになる。
優れたビジネスパーソンになるためには、スピードを意識することです。仕事ができる人は、仕事が早いものです。逆に、仕事ができない人は先送りしがちです。
あらかじめ(机が)配置されてると、みんな動かそうとしないんです。配置を変えるだけで、みんなが見違えるように活性化します。
読書は、一人のようで一人ではない。本を書いている人との二人の時間である。
イマージュは、イメージと同義語に聞こえるが、イメージが視覚的にキャッチするものだとすれば、イマージュはもう一歩進んで、その世界に全身が浸されてしまうような、五感全体で捉えるものである。
人にサービスをするのは、自分にパワーを与えることになるのだ
(仕事を)複数でうまくやっていくには、一人一人が単独者であることが条件だ。単独者として十分通用する同士が組んだときに、そのコンビやトリオは初めてパワーアップする。
企画そのものに意味があれば、たいていの人には伝わる。企画全体に意味がなければ、表現や体裁がどんなに整っていても、人には伝わらない。
無から有を産み出すのはとても難しいしかしある何かをヒントにして、違う状況に置き換えれば、それは新しいアイデアとなる
日本ではいま、知性や教養といったものをあまり魅力として捉えない傾向がある。知性というものがいかに大切かが問われなくなってきたために、わざわざ苦労して勉強しよう、教養を磨こうと努力しない人が増えている。
これからは、仕事を自分で生み出す社員しか残れない。言われやる仕事は、正社員じゃなくてもできてしまうからです。必要なのは、現状を維持する人ではなく、新たに何かを生み出せる人なんです。
志は人を、仕事を引きつける。
一人の静かな時間は、人を育てる。人とコミュニケーションをする中でももちろん人間性は養われるが、一人きりになって静かに自分と向き合う時間も、自己形成には必要だ。音楽を聴きながらボーっと一人でいる時間も楽しい。
忙しい人に仕事は集まるものですが、なぜかといえば、効率よく仕事をする技術を知り、量的なタフネスも持っているからです。
ネガティブな意見をいっているヒマがあったら、アイデアを出せ!
一つでもインスピレーションを得ることができれば、コミュニケーションは完全な成功である。
「いざとなったら一人でもいいのだ」と思える潔さは、安心感になる。
コミュニケーションは、近づくことと離れることの両方ができることによって、円滑に行われる。
よく、長く連れ添った夫婦は戦友のようなものだと言われる。社会の荒波の中で、経済共同体、運命共同体としての関係をつくっていけば、そういう気持ちにもなるのだろう。
人が挑戦を恐れるのは、信じ方が足りないからなんだ
おもしろいもので、一流の才能を持つ人ほど、ひとりになったときには自分のなすべき世界のことを考えてしまう。つまり、ひとりの時間に考え続けられるかが才能の証(あかし)でもあるのだ。
志やビジョンがあれば、頑張れるんです。エネルギーの源になるし、嫌なことがあっても、これが自分の道だと戻っていける。
基準があってものを言ってる人間と、本当に独りよがりで言ってる人間とが今は同等に扱われてしまう。
「いま目指して頑張っていることは意味があることだ。 間違っていない」とぽんと背中を叩き、ともに戦ってくれるような友。自分自身を、そんな戦友にしてしまえると強い。