堺屋太一
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日本の通産官僚、小説家、評論家。1935年(昭和10年)7月13日に、大阪市東区岡山町(現中央区玉造)に生まれる。本名は池口 小太郎(いけぐち こたろう)で、ペンネームは、先祖の商人が安土桃山時代に谷町から堺に移住した際の名前「堺屋太一」から採ったものである。経済企画庁長官(第55〜57代)、内閣特別顧問、内閣官房参与を歴任していたほか、株式会社堺屋太一研究所の代表取締役社長および様々な博覧会のプロデューサーなども務めていた。2019年2月8日に亡くなる。
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世に義によって動く者は少ない。たいていの人は恐怖によって追い立てられ、利によって誘われて動く。だが、奇妙なことに、義によって動く者が多いだろうという期待は持っている。恐らくこれは、人間の持つ人間に対するロマンであろう。
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最近の若い人々は「友達」とか「親友」とかいった言葉を多用するようですが、本当に「友達」「親友」といえる相手はそう多くめぐり合えるものではないでしょう。おしゃべりをしておもしろいとか、(一緒に)酒やスポーツが楽しめるという程度では、厳密な意味での「友達」「親友」ではなく、いわゆる「遊び仲間」の域を出ないでしょう。