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セルゲイ・ソボレフ

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セルゲイ・リヴォーヴィチ・ソボレフ(ロシア語: Серге́й Льво́вич Со́болев、英語: Sergey Lyvovich Sobolev)は、1908年10月6日生まれのロシアの数学者である。彼は偏微分方程式と解析学の分野で研究を行った。1929年にレニングラード大学を卒業した後、ウラジミール・スミルノフと共に働き、1932年からレニングラードで、1934年からはモスクワのステクロフ数学研究所で働いた。1935年から1957年はモスクワ大学の教授をつとめていたが、1943年から1957年の間にはクルチャトフ研究所に所属し、核爆弾の計画にも関わっている。ソ連科学アカデミーのシベリア部門、アカデムゴロドクの数学研究所や、ノヴォシビルスク大学の設立にも貢献している。1989年1月3日にモスクワで亡くなり、1988年ロモノーソフ金メダルを受賞している。

気の若い学者にあっては、問題が解けたことの喜びの方が、その仕事を成し遂げたのが自分自身でもなく、自分の所属するグループでもないことから来る無念の思いよりも、勝るのが常である。他人の大きな成功の知らせによって、もっと大きな新しいことをしてやろうという気持ちが呼び起こされるのである。
(数学)問題の解のエレガントさと美しさは、高度の知識と経験と技を示しているのである。
真の学者は、嫉妬や羨望とは無縁でなければならぬ。誰が難問を解いたかとか、誰が目覚ましい理論を新たに作り出したかといったことは、結局のところ二の次の問題である。