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シドニー=ガブリエル・コレット

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1873年1月28日にフランス、サン=ソーヴル=アン=ピュイゼーで生まれた、フランスの作家であるシドニー=ガブリエル・コレット。1893年15歳年長のアンリ・ゴーティエ=ヴィラールと結婚し、処女出版された『クロディーヌ』シリーズは、夫の筆名ヴィリー (Willy) 名で発表されたことで有名である。コレットは、性の解放を叫び、同性も対象にした華麗な恋愛遍歴で有名であり、1944年には『ジジ』を発表し、後にブロードウェイで舞台化され、1958年にはモーリス・シュヴァリエ主演により映画化された。

最善の友は必ず四つ足以上である。
人は愛されるときは何も疑わず、愛するときはすべてを疑う。
恋は竜巻、友情はそよ風。
おいしい料理を作るには、知識だけでもだめだし、努力だけでもだめだ。
愚かなことをする場合でも情熱を持ってやりなさい。
恋には二種類ある。その一つは、人を誰でも見苦しいものにしてみせる「満たされない恋」であり、他の一つは、人を誰でも白痴にする「満たされた恋」である。
残念なことに、私達は愛するものと戦わなければならない。恋においても、母親としても。
死んでみたところでなんの役に立つのだろうか?まだ死ぬには早すぎる。せっかく自分のために生まれてきたものを全部自分のものにしもせずにあの世に旅立つなんて、果たして僕のすべきことだろうか。
女というものは、涙を流す男の前に出ると冷静さを保つのが難しくなる。
恋が終わっても、あなたの人生はまだたっぷり残っている。
私は過去を愛し、現在を愛する。得てきたものを恥じることも、失ったものを悲しむこともない。
恋、それは人生の最も愚かしいもののひとつ。
どれほど友達に愛されているか実感するのは、恋人を友達に受け入れてもらえないときだ。
邪魔なもの、自分を苦しめるものを殺そうとするのは、女にとってはあたりまえの思いつきだわ、とくに嫉妬する女にとってはね……
完成の域に到達するということは、すなわち、出発点に戻ることだ。曲線と球と円に喜びを見いだす、私の本能的な好みに戻ることだ。
私の人生は、なんと素晴らしかったのだろう!もっと早く気がつけばよかった。
若い女の子の悲しみに同情を感じるのは無駄なことだ。彼女らは、今幻滅を感じているかと思えば、その次の瞬間には幻想にとりつかれている。
普通の猫などいない(どの猫もかけがえがない)。
この狭い地球で、二つの知らない世界しか選ぶ余地がない。その一つは人を誘う──ああ!そこで生きるのはどんなに楽しいだろう!──だがもう一つは、最初に息を吸ったとたんに人を窒息させる。
恋のいいところは、階段を上がる足音だけで、あの人だって分かることだ。