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シュテファン・ツヴァイク

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シュテファン・ツヴァイクは、オーストリアのユダヤ系作家・評論家であり、1930年代から40年代にかけて高名であり、伝記文学の評価が高かった。ウィーンでモーリッツ・ツヴァイクとイダの間に生まれ、ウィーン大学で学んでいる。

美しい言葉が飢えた胃袋をなだめた例はない。
うぬぼれは常に、他人の称賛によって強められる。
不幸のうちに初めて人は、自分が何者であるかを本当に知る。
自負は常に他人の感嘆によって強化される。
恋愛と同じく、忠誠も胃袋によって左右されることがしばしばある。
偶然がまだ運命と同一に思われるのは、青春時代の初めだけである。あとになれば、生の本当の道は内面によって規定されていたのだ、ということを知るようになる。
孤独は人を破壊しないかぎり、人を高めるものだ。
歴史はいつでも敗者に背を向けて、勝者を正しいとするものだということを忘れてはならない。
専門家というものは、職業柄、すべて常軌を逸した企画には不審の態度をとらねばならないものだ。
本当に人間らしい人間は、非人間的な行為がおこなわれたのを目撃してからもなお平然としていることは、とうていできない。