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中内功

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中内 㓛(なかうち いさお、1922年8月2日 - 2005年9月19日)は、日本の実業家。ダイエー創業者。戦後の日本におけるスーパーマーケット (GMS) の黎明期から立ち上げに関わり、近年の消費者主体型の流通システムの構築を確立させ、日本の流通革命の旗手として大きく貢献した。ダイエー会長・社長・グループCEOを歴任したほか、日本チェーンストア協会会長(初代、10代、14代)・名誉会長(初代)、日本経済団体連合会副会長を務めたほか、自身が設立した学校法人中内学園(流通科学大学)学園長・理事長、財団法人中内育英会の理事長も務めた。

商売はお客さまに教えてもらえ。
日本人はいつも何かうしろから追いかけられているような感じで、周囲が気になり、自分自身を見失っていますね。
相手を憎んで、け落とすようなことは、私の性格に合わない。敵も自分からつくらない代わりに、特定の人にべたべたとくっつくこともしない。あくまでも公明正大、堂々とわたりあう信念はある。
古い秩序を守っていこうという人間は、つねに新しいものについてまず反対するもんだ。
理屈ばかりこねて、自分は何もしないという人はダメです。
秩序を破壊しなかったら、世の中は前進しない。
戦争、スポーツ、企業経営いずれも、オペレーションとマネジメントの二つの力が必要であるが、勝利を手にする力はオペレーションだ。オペレーションこそ革命の力である。
現実という壁の前に立った時、いたずらに壁の厚さのみを測ることがないだろうか。実行する前に言い訳を考えていないだろうか。
バカと天才とは、この世に存在することはまれである。すべてが我々凡人の世界である。そのなかで半歩前に踏み出すことのできる勇気を持つことが大切である。
常に現場を知らないと変化についていけない。
自ら信ずること少なき者が、他の人々に福音を説くことは不可能である。飛びくる矢にたじろがず、木石のごとき非情な精神を持たねばならぬ。
とにかく壁に体当たりしてみることだ。鋼鉄と思っていた壁が、実はボール紙製であるかもしれない。たとえ鋼鉄であっても、ダイナマイトで爆破すればよい。それが創造的姿勢というものだ。
生きていること自体、なんらかの意味で戦う場である。
落伍者とは、戦う心を失った人をいう。
今、大切なのは、本当の豊かさを実現していくために、日本が豊かになったという幻想を払拭(ふっしょく)することじゃないですか。
われわれ(=小売り業者)も素人でなくてはいかん。玄人になったらいかん。
われわれの世代は、「働く」の反対語は「休む」である。ワークの反対はレスト、これでは創造的ではない。ワークの反対はプレイ。そして、この二つが両立してこそ、新しい文化が花開く。ワークを一生懸命やれば、プレイも命がけでする。それが、若者ではないか。
企業にはオペレーションとマネジメントの二つの力が必要だが、オペレーションは敵を倒す力、マネジメントは敵を防ぐ力だ。
経営者は孤独である。
やっぱり、体力があって、ハングリーでないと、いいものは創れません。
自分自身の人生を、エキサイティングなものにしていかなければいけない。
人間の能力にそんなに差はない。やる気さえあれば、誰でもたいていのことはできる。
日本は全然豊かじゃないですよ。確かに、家庭用電気製品とかはいっぱい部屋にあるけれども、本当に生活をエンジョイするような時間的、空間的なゆとりがあるか。
一流主義より一番主義である。企業を伸ばすには絶対一番でなければならない。
時代の先を行く者は必ず石をぶつけられる。イエス・キリストだってそうだ。私は流通革命というはりつけにあって、常に石をぶつけられてきた。
人間とは本来弱いものだ。だが、信念とか使命感で行動する時は、なぜか果てしなく強くなる。
変化こそ、チャンスの母である。
その日の仕事はその日のうちに。
今日より明日の方がいいはずと思えば、何のつらいことがあるものか。
ええ格好をするな!現実に足を地につけ、自分の身体で考えたこと以外はいうな!実践とは、自分で手を汚して最前線に出て、初めてわかる。