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尾崎紅葉

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尾崎紅葉は、日本の小説家。本名、徳太郎。江戸(現東京都)芝中門前町(現在の芝大門)出身で、帝国大学国文科中退。1885年(明治18年)、山田美妙らと硯友社を設立し「我楽多文庫」を発刊。『二人比丘尼色懺悔』で認められ、『伽羅枕』『多情多恨』などを書き、幸田露伴と並称され「紅露時代」の文壇を牽引。俳人としても秋声会を興し、正岡子規と並び新派と称された。

人の幸福の第一は家内の平和だ。家内の平和は何か。夫婦が互いに深く愛するというほかはない。
色酒の苦き覚えて年行きぬ
いくら此方(こち)で力んだって、天気と疑いばかりは先方からはれるのだ
人間よりは金のほうがはるかに頼りになりますよ。頼りにならんのは人の心です。
溺るるも水なれば生きるも水なり。
家内(ホオム)なるものの快楽(たのしみ)が十とすれば、寡(すくな)くとも其(その)四は膳の上に無ければならぬ。