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トーマス・ブラウン

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サー・トーマス・ブラウンは17世紀イングランドの著作家であり、フランシス・ベーコンの自然史研究に影響を受け、自然界に深い興味を持つ著作家として知られている。彼の文章の技巧や古典、聖書などの引用が散りばめられた作品が特徴で、豊かで特異な散文を操ることができた。ロンドン生まれでウィンチェスター・カレッジで学んだ後オックスフォード大学に進学した後、海外を旅行するなどしていた。'

人生は純粋な炎であり、我々は、我々の裡(うち)にある目に見えない太陽によって生きている。
生きていることにしばらく慣れてしまうと、死ぬことに嫌気がさしてくる。
私たちには確かに神性のかけらがある。もともとは自然の力だった何かだ。
敵に勝ったからとて勇者ということはできない。己に勝った時はじめて真の勇者といえる。
死が我々の自由になる限り、我々は災いの掌中にあるのではない。
悩みは無意識を誘発する。
生きることが死ぬことよりいっそう困難な場合は、あえて生きることが真の勇気である。
誰でも不思議に思うことには、これだけの多くの顔があるのに、似たものが一つもないことである。
人生が死より恐ろしい場合は、あえて生きることが真の勇気である。
称讃は、我々が他の徳行に負う負債である。
人の心は顔に表れる。だからABCを読めない人でも、顔を見れば性格が読み取れるのだ。
光の存在がものを見えるようにし、また見えなくもしている。けれどたとえこの上なく気高い創造物でさえ、暗黒と地上の影がなければ、いつまでも人の目に止まらない。そして天空の星も見えなくなる。
可能なものだけを信じるのは、信仰ではなく、哲学にすぎない。
我々が嘲笑う他人の欠点が、我々自身の内部で己を嘲笑う。
独りでいる力をつけよ。孤独の利点を失うな。