遠藤周作
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遠藤周作は、日本を代表する小説家である。1923年3月27日に日本の大阪で誕生し、カトリックとしての洗礼を受ける。1941年に上智大学に入学し、1942年に中退した。その後、慶應義塾大学へ進学し、1950年にフランスのリヨンに渡り、ケルト神話などを研究した。「第三の新人」と呼ばれる作家として、1965年に「海と毒薬」を発表し、キリスト教作家としての地位を確立した。その後もユーモア小説や「狐狸庵」シリーズなどの軽妙なエッセイで知られるようになる。1996年9月29日、ヘモジンで死去した。
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愛の第1原則は「捨てぬこと」です。人生が愉快で楽しいなら、人生には愛はいりません。人生が辛く、みにくいからこそ、人生を捨てずにこれを生きようとするのが人生への愛です。だから自殺は愛の欠如だと言えます。
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自分の考えだけが何時(いつ)も正しいと信じている者、自分の思想や行動が決して間違っていないと信じている者、そしてそのために周りへの影響や迷惑に気づかぬ者、そのために他人を不幸にしているのに一向に無頓着な者ーーそれを善魔という。
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父や母にはすべての基準がきまっている。なすべきこと、してはならぬこと、善いこと、悪いことの基準がきまっている。 だが若い自分や弟にはそんな基準はあらかじめ与えられているものではなくて、自分たちで見つけていかねばならぬ。