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若者には、通常の成功を人生の第一の目的とすることを教えるべきではありません。学業と労働の最も重要な動機は、学んだり働いたりすることそのものの喜びと、その結果として社会に貢献できるという期待感でなければなりません。教育者の最も重要な課題は、若者を励まして、そういう意識を待たせることです。
大事なのは質問することをやめないことだ。
言論の自由を守るには、法律だけでは不十分だ。人々が処罰されることなく、自分の見解を述べるためには、万人が寛容の精神を持たなければならない。
神の前では、人間は同じように賢く、同じように愚かである。
暴力が障害物を速やかに一掃してしまうことはある。しかし、暴力そのものが創造的であると証明されたことは一度もない。
チャンスは、苦境の最中(さなか)にある。
わたしに喜びをもたらすただひとつのものは、仕事、バイオリン、ヨットを別にすれば、ともに働いた人々への感謝だけです。
自分自身のことについて誠実でない人間は、他人から重んじられる資格はない。
自分自身の目で見、自分自身の心で感じる人は、とても少ない。
全体的破滅を回避するという目標は、あらゆるほかの目標に優先しなければならない。
核連鎖反応の発見が人類の滅亡につながるわけではない。それはマッチの発明が人類の滅亡につながらないのと同じだ。
私は未来のことなど考えない。それは、すぐにもやってくるから。
蝶はモグラではない。でも、そのことを残念がる蝶はいないだろう。
平和は、暴力によって実現することはできない。平和は、相互理解によってのみ実現できる。
人は海のようなものである。あるときは穏やかで友好的。あるときはしけて、悪意に満ちている。ここで知っておかなければならないのは、人間もほとんどが水で構成されているということです。
他人の喜びを共に楽しみ、他人と共に苦しむことが、人間の最も素晴らしい生き方である。
この世界をより良くするために重要なのは、科学的知識を身につけることではなく、伝統と理想を追求することである。
異性に心を奪われることは、大きな喜びであり、必要不可欠なことです。しかし、それが人生の中心事になってはいけません。もしそうなったら、人は道を見失ってしまうでしょう。
第三次世界大戦が、どんな武器で戦われるのかは分かりません。ただ、第四次世界大戦は、棒と石で戦われるでしょう。
信念は推進力としては役に立つが、調整器としては役に立たない。
人々のために生きることだけが、価値のある生き方である。
成果が目的ではなく、それ自体が目的であること。人は成果の奴隷に堕(だ)してはならない。
偏見に立ち向かう戦いがすみやかに成功できないのは当然のことなのだ。だが、我々は、日常の生活の中のあらゆる機会をつかまえて真実を表現していくことで、ゆっくりとではあっても成功を勝ち取っていくことはできる。
人を動かす唯一の方法は、みずから模範を示すことである。
(学校で身につけた力を)社会が直面する諸問題の解決に役立たせるべく、自ら考え行動できる人間をつくること、それが教育の目的といえよう。
社会が健全に機能するためには、その構成員が団結するだけでなく、個人が自立することが必要です。
教養とは、学校で学んだことをすべて忘れてしまった後に、残っているもののことである。
人生で最も大切なものは、お金では手に入らない。
知識に基づかない信念は、迷信に過ぎない。したがって、排除すべきである。
結果というものにたどり着けるのは、偏執狂だけである。
私たちは知性を神格化しないように、十分注意しなければなりません。知性は強力な筋力を持っていますが、人格は持っていません。
成功者になろうとするのではなく、むしろ価値のある人間になろうとしなさい。
我々が進もうとしている道が正しいかどうかを、神は前もって教えてくれない。
私にとって死ぬということは、モーツァルトを聴けなくなることだ。
私がどういうふうに研究しているかって?手探りだよ。
私たちには理解できないものが存在し、それが最高の知恵と美として具現しているということ、人間の乏しい能力をもってしては、はっきりとは知覚できないものがあるのを知っていること、──それが真の宗教心の核心です。
私にはよいアイディアが浮かびますが、他の人もそうです。ただ私の場合、幸運だったのはそのアイディアが受け入れられたということです。
人間としての真の偉大さにいたる道は、ひとつしかない。それは何度もひどい目にあうという試練の道である。
私が戦争に反対するのは、直感的な感情によるものです。私は人間を殺すことがたまらなく嫌なのです。私のそうした姿勢は論理的なものではなく、あらゆる残虐行為と憎悪に対する直感的な反発によるものです。
ふさわしくない手段まで是認するほど、高邁な目的というものは存在しない。
大切なのは、自問自答し続けることである。
科学と芸術は、高いレベルに到達すると、美的にも形式的にも融合する傾向がある。したがって、超一流の科学者は、常に芸術家でもある。
正当化しようとしてはいけません。単純明快に、本質を読み取ればよいのです。
私は日常生活では孤独である。だが、真・善・美のために努力する人々の一人であると意識することによって、孤立感を持たずにいられる。
結婚する際、女性は男性が変わることを期待するが、男性は女性が変わらないことを期待する。(結婚後に)両者が失望するのは当然である。
私は学生に、何かを教えることはしない。彼らが学ぶ環境を提供するために、努力するだけである。
人間にとって最も大切な努力は、自分の行動の中に道徳を追求していくことです。
論理力があれば、あなたはAという場所からBという場所へ行くことができるでしょう。想像力があれば、あなたはどこへでも行くことができるでしょう。
私は天才ではありません。ただ、人より長く一つのことと付き合ってきただけです。
この世界の運命は、この世界に値するものになる。
困難の中に、機会がある。
相手の喜びと悲しみを感じ取って初めて、相手に対する理解が深まる。
私にとっては政治より方程式のほうが重要です。政治は現在のことにほぼ限られますが、方程式は永遠ですから。
死ぬためではなく、生きるために行動するのが、私たちのあるべき姿である。
いいジョークは何度も言わない方がいい。
人生を楽しむ秘訣は普通にこだわらないこと。
小さな問題をおろそかにする者に、大きな問題を任せることはできない。
人生の意義について疑問に答えるのが、宗教の役割である。
人間は、孤独な存在であると同時に、社会的な存在なのです。
人生には二通りの生き方しかない。ひとつは、奇跡など何も起こらないと思って生きること。もうひとつは、あらゆるものが奇跡だと思って生きること。
人間は、馬に対するのと同じふうに車を愛することはできない。なぜなら、車と違って、馬は私たちの内面の人間らしい感情を引き出すかである。
たいていの教師は、生徒が何を知らないかを発見するための質問をする。だが、それは時間の無駄だ。真の質問の技術とは、生徒が何を知っているか、何を理解できるかを発見するための質問をすることである。
どんなに富を築いても、人類の前進には役に立たない。モーゼやキリストやガンジーがお金にまかせて、いろんなモノを買いあさっている姿を想像できるだろうか?
物質面と精神面の両方において、質素で気取らない生活が、誰にとっても望ましい。
もし自分が死にそうになって、助かる方法を考えるのに1時間あるとしたら、最初の55分は適切な質問を探すのに費やすだろう。
教えるということは、こちらが差し出したものがつらい義務ではなく、貴重な贈り物だと感じられるようなことであるべきです。
知性というものは、方法や手段に対しては鋭い鑑識眼を持っているが、目的や価値については盲目である。
私たちは、戦争に対して払う多大な犠牲を、平和に対しても払う必要がある。私にとって、それより重要な課題はない。
大切なのは、問うのをやめないことだ。
一見して人生には意味がないように思える。しかし一つの意味もないことはありえない。
あらゆる宗教、芸術、科学は、同じ木の異なる枝です。いずれも、人間を単なる肉体的存在から引き上げ、その生き方を高貴なものにし、個人を自由へと導くことを目的にしています。
唯一の本当に価値あるものは直感だ。
昨日から学び、今日を生き、明日に希望を抱け。
科学の発見プロセスは、不思議に思ったことを絶えず突き詰めていくことにある。
私は毎日何百回となく、自分の精神と肉体が、すでに亡くなった人々や生きている人々の労働によって支えられていることを思い返している。だから、私も同じように人々のために献身しなければならないのだ。
私利私欲に走ると、遅かれ早かれ失望することになる。
教育とは、学校で習ったすべてのことを忘れてしまった後に、自分の中に残るものをいう。
知的な馬鹿は、物事を複雑にする傾向があります。それとは反対の方向に進むためには、少しの才能と多くの勇気が必要です。
怒りは、愚かな人間の心の中にだけ存在する。
人間の邪悪な心を変えるより、プルトニウムの性質を変えるほうがやさしい。
人は、生まれつき孤独なのです。
安全と平和のためには、ただ一つの道のみが存在する。すなわち超国家的連合という道である。
一見して馬鹿げていないアイデアは、見込みがない。
独創的な表現と知識の悦びを喚起させるのが、教師の最高の術である。
人間の真の価値は、おもに、自己からの解放の度合いによって決まる。
人は他人のために存在する。何よりもまず、その人の笑顔や喜びがそのまま自分の幸せである人たちのために。そして、共感という絆で結ばれている無数にいる見知らぬ人たちのために。
兵役を指名された人の2%が戦争拒否を声明すれば、政府は無力となります。なぜなら、どの国もその2%を越える人を収容する刑務所のスペースがないからです。
人生に意味を与える唯一のものは、仕事である。
今日我々の直面する重要な問題は、その問題をつくったときと同じ考えのレベルで解決することはできない。
私たちが世の中に最も貢献する方法は、人々に有意義な仕事を提供し、その生活を間接的に支援することである。
ナショナリズムとは、軍国主義と侵略行為を美化したものにすぎない。
我々は伝統の中に生きている。しかし、それに批判的でなければならない。
私には特別な才能などありません。ただ、ものすごく好奇心が強いだけです。
信頼は、個人の結びつきを培うことによってのみ、作り出される。
すべての人にとって、シンプルで気取らない生活が、体にも心にも一番良いと思う。
天才と愚純の違い。それは、天才には限度があることだ。
本当に斬新なアイデアを思いつくのは若い時だけだ。その後は経験を積み、有名になり、ついには馬鹿になる。
我々は何も知らない。我々の知識のすべては、小学生と変わらない。
結婚とは、あたかも文明的であるかのように偽装された奴隷制度にすぎない。
簡素で高ぶらない生活の仕方は、だれにとっても最上のものである。肉体のためにも精神のためにも最上のものである。