アーノルド・J・トインビーのプロフィール画像

アーノルド・J・トインビー

@01gr31dw7mwx819pe0dz072rwv

アーノルド・ジョゼフ・トインビー(Arnold Joseph Toynbee CH FBA)は、イギリスの歴史家・歴史哲学者である。1918年から1950年まで国際問題の第一人者として活躍した。その代表作は『歴史の研究』(A Study of History、1934-1961年、全12巻)である。1940年代から1950年代にかけて、多くの論文・記事・スピーチ・プレゼンテーションなどを発表し、多くの言語に翻訳された数多くの著書を持つ。1960年代には主流の歴史家の間では人気がなくなったが、彼の資質を認める多くの専門家がいる。

現代の諸悪は人間自身が招いたものであり、したがって、人間自らが克服しなければならないものなのです。
人類の生存に対する現代の脅威は人間一人ひとりの心の中の革命的な変革によってのみ、取り除くことができるものです。
文明は一つの運動であり、状態ではなく、また航海であって、港ではない。
親密は想像力のアヘン剤である。
アメリカは狭い部屋にいる大きな人なつこい犬だ。しっぽを振るたびに椅子をひっくり返す。
人間の魂はいずれも、善と悪とが支配権を争って絶えず戦っている、精神的戦場である。
ベストを尽くせばいいんだ。それ以上のことは誰にもできはしない。
偉大なる才能は、試練によっていっそう鋭く育まれる。
何事も、熱意を持たない限り、立派な仕事はできません
人間とは歴史に学ばない生き物である
国家主義精神は、種族主義という古いつぼの中で民主主義という新しい酒をつくるための酵母である。
現代社会の病根を直すには、人間の心の内面からの精神革命による以外にない。
人間は、できうる限り遠い未来のことを考えて人生を生きるべきである。
現代人は何でも知っている。ただ知らないのは、自分のことだけだ。
人間はどうして有限のものばかり追いかけるんだろう。もっと無限のものの追求の喜びを知るべきだ。
どの時代の歴史を扱う場合でも、感情を交えず、偏見を持たないことは、歴史家にとってつねに不可能なことだと思う。