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別役実

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別役実(べっちゃく みのる、べつやく みのる 1937年4月6日 - 2020年3月3日)は、日本の劇作家、童話作家、評論家、随筆家のような多彩な領域に才能を発揮した有名人である。サミュエル・ベケットの影響を受け、日本の不条理演劇を確立した第一人者である。日本藝術院会員で、理学博士・随筆家の寺田寅彦の姉、駒の曾孫にあたる。早大在学中、安保闘争に参加、大学を中退。劇団「自由舞台」で上演した『象』で注目された。『マッチ売りの少女』(1966年)と『赤い鳥の居る風景』(1967年)で岸田戯曲賞、『諸国を遍歴する二人の騎士の物語』(1987年)で芸術選奨文部大臣賞受賞。評論やエッセイ、童話も書く。

怠惰に見える人間がいるのは、彼がやや禁欲的な傾向をもっているに過ぎない。
ある空間を設定し、その前に観客の眼を想定し、その空間においてどのように身を構えるかと考えた時、我々の「演劇」ははじまっているのである。
エゴイズムでない人間は、精子の段階で消滅する。
冒険をするよりつつましく生活する方に、よっぽど勇気がいるんです。
しあわせは ほんのすぐそばに 息を殺して 待っている 
人間は、何か一生懸命やり通さなくちゃいけないのさ。