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エーリッヒ・ケストナー

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1914年から1918年にかけてドイツにて第一次世界大戦が行われ、ケストナーもその一員として兵役に従事した。その後、教師として活動し、1929年に最初の小説「恋はムーランの形をして」を発表した。1930年代からは1960年代まで多くの作品を発表。特に子供向けの文学では1930年に「ガビール・ゴースト」、1935年に「少年ベルンハルトの物語」など、世界的に有名な作品を残した。

どんな人間でも2で割れる。善と悪が一緒になっているのだから。
一度は生きなければならない。それが第一の掟で、一度だけ生きることが許される。それが第二の掟だ。
悪意は癒しがたく、善意は子供のうちに死んでしまう。
人生を難しくとることはやさしい。人生をやさしくとることは難しい。
実行しなければ善は存在ない。
悲しいときには悲しめ。のべつ君のこころの見張りをするな。君の大事な命に関わることもあるまい。
これが運命だ。妊娠と葬式の間にあるものは悩みだけ。
言うことを持っている者は、急がない。時間をかけて一行で言う。
アーティストとは、答えから道を創り出す人のことである。
理想を持つ者は、それに到達しないように気をつけるがよい。さもないと、いつか彼は自分に似る代わりに他人に似るだろう。
人生を愛せよ、死を思え、時が来たら、誇りをもって、わきへどけ。
世界や人々をより良くしようなどとは、本当に何たる思い上がり!何たるうぬぼれ!四角は丸い円になんてなりたがらない。円の方がより完全に近い形なんだと、四角にどんなに呼びかけたところで無駄というものだ。