井村荒喜
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井村荒喜(1889年-1971年)は、大正から昭和期の日本の実業家、政治家であり、衆議院議員、富山市の名誉市民、不二越の創業者である。長崎県南高来郡北有馬村今福(現在の南島原市)で生まれた彼は、農業家であるむらそう太郎ときくの末子であった。中学卒業後、医師を目指して学舎に入学したものの、実家の所得減少に伴い中退した。台湾に渡り台中の帝国製糖で勤務した後、1919年に中越水電の支配人に就任し、電力の供給地域の拡大を行った。その後は、不二越の社長に就任した。