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ジャン・ジュネ

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ジュネは犯罪や放浪を繰り返していたが、学校の成績はよかった。15歳のときに感化院に送られ、18歳のときに外国人部隊に志願入隊したが、脱走してフランスを離れヨーロッパを放浪。家庭の事情で繰り返し養子となり、最後には劇作家、政治活動家となった。

結婚とは、愛の灼熱(しゃくねつ)をだんだん胸焼けに変えていく安全装置である。
モラル絡みの憤慨には必ず、「自分たちは何かを取り逃がしたんじゃないか」という不安が潜んでいる。
国民が恥ずかしいと思う犯罪の数々が、その国の本当の歴史を作っている。そして同様のことが人間についても当てはまる。
私は私に残された余生に対して責任があると感じている。私はその余生でもって何かをやりたいと望んでおり、やり得る最上のことは書くことなのだ。それは私が他人に対して、責任があるからではない。私は自分自身に対してさえ責任を感じているわけではない。おそらく私は、神に対して責任があるのだ。