レオンハルト・オイラーのプロフィール画像

レオンハルト・オイラー

@01gr36vzhpy3sjjxt2mpq6wr6b

レオンハルト・オイラーは、18世紀の数学者・天文学者(天体物理学者)である。18世紀の数学界の中心となり、続く19世紀の厳密化・抽象化時代の礎を築いた。右目を失明していたため「数学のサイクロプス(単眼の巨人)」とも呼ばれたが、あまりにも数学の研究に没頭し過ぎたため左目も失明したが、その後も亡くなるまで研究をやめることはなかった。1720年にはバーゼル大学に入学し哲学を学び、数学者ヨハン・ベルヌーイから数学の教育を受けた。

数学は孤立した学問ではなく、あらゆる人間の知識の基礎であり鍵である。
今日知られている数の性質は、大部分が観察によって明るみに出たものである。また、それらが真実であることは、厳密な証明によって確かめられるよりもずっと前に(観察によって)分かっていたのである。
現在でも、我々がよく知っている数の性質で、いまだに証明することができないものは、たくさんある。それらの認識へと我々を導いてくれたものは、観察をおいて他になかったのである。
観察だけを頼りとしている認識は、証明されない限り、慎重にこれを真理と区別し、帰納法に結びつけなければならない。