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高村光太郎

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高村光太郎は、日本の詩人・歌人・彫刻家・画家である。歴史上の人物でもある。父は彫刻家の高村光雲で、弟は鋳金家の高村豊周、甥は写真家の高村規である。1883年(明治16年)に東京府東京市下谷区下谷西町三番地(現:東京都台東区東上野一丁目、二丁目付近)に生まれ、当時は練塀小学校(現:台東区立平成小学校)に入学していた。著作には評論や随筆、短歌などがあり、『道程』『智恵子抄』といった詩集が有名である。日本文学史上、近現代を代表する詩人として位置づけられる。

悪魔に盗まれそうなこの幸福を明日の朝まで何処へ埋めて置こう。
ああ、自然よ。父よ。僕を一人立ちに指せた廣大な父よ。僕から目を離さないで守る事をせよ。常に父の気魄を僕に充たせよ。この遠い道程のため。この遠い道程のため。
女が付属品を棄てるとどうしてこんなにも美しくなるのだろうか。
詩の翻訳は、結局一種の親切に過ぎない。
一生を棒に振りし男此処(ここ)に眠る。彼は無価値に生きたり。
私はあなたの愛に値しないと思ふけれど あなたの愛は一切を無視して私をつつむ
老人になって死でやっと解放され、これで楽になっていくという感じがする。まったく人間の生涯というものは苦しみの連続だ。
進歩は実に遅く不確かなものです。やがて出しぬけにそれがひらかれます。人は前に出ます。けれども暗中模索の幾年かあとの事です。
一生を棒にふって人生に関与せよ。
人を信じることは人を救ふ。
路傍の瓦礫の中から黄金をひろい出すというよりも、むしろ瓦礫そのものが黄金の仮装であったことを見破る者は詩人である。
日常の瑣事にいのちあれ生活のくまぐまに緻密なる光彩あれわれらのすべてに溢(あふ)れこぼるるものあれわれらつねにみちよ
僕の前に道はない。僕の後ろに道は出来る。
重いものをみんな棄てると、風のように歩けそうです。