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近松門左衛門

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近松門左衛門は江戸時代の人形浄瑠璃および歌舞伎の作者である。福井県の武士杉森信義の次男として生まれ、肥前国唐津、山城国、長門国萩など諸説があるが、現在は越前とされている。杉森信義は福井藩第三代藩主松平忠昌に仕え、死後はその子松平昌親に分知された吉江藩で藩主昌親に仕えた。

侍とても尊からず、町人とても卑しからず。尊きものはこの胸一つ。
(芸というものは)虚にして虚にあらず。実にして実にあらず。この間に慰みがあるものなり。
稼ぎに追ひつく貧乏なし。
子は親の慈悲で立ち、親はわが子の孝で立つ。
芸というものは、実と虚との皮膜(ひにく)の間にあるものなり。
大事を思い立つ者が小事に拘(かかわ)る事なかれ。
人は落ち目の志
恋と哀れは種一つ
負けて勝つ
我人に辛ければ人また我に辛し。