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松尾芭蕉

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松尾芭蕉は江戸時代前期の俳諧師であり、和歌の余興を主とした滑稽な句風を芭蕉風と呼ばれる芸術性の高い句風として確立しました。元禄2年3月27日に河合曾良と共に東北から北陸を経て美濃国の大垣まで巡った旅を記した『おくのほそ道』は特に有名です。'

名月や池をめぐりて夜もすがら
松のことは松に習え、竹のことは竹に習え。
好みて酒を飲むべからず、饗応(きょうおう)により固辞しがたくとも微醺(びくん)にして止(や)むべし、乱に及ばずの禁あり。
いひおほせて何かある
問(とい)に答へざるはよろしからず。
月日は百代(はくたい)の過客(かかく)にして、行きかう年もまた旅人なり。
古人の跡を求めず、古人の求めたる所を求むべし。
憂き我を 淋しがらせよ 閑古鳥
めいげつや座にうつくしき顔もなし
やがて死ぬけしきは見えず蝉の声
他の短を挙げて、己が長を顕(あらわ)すことなかれ。人を譏(そし)りておのれに誇るは甚(はなは)だいやし。
おろかなる者は思ふ事おほし。
旅に病んで夢は枯野をかけ廻(めぐ)る
物言へば 唇寒し 秋の風